マチモノ(街の木ものづくりネットワーク)

伐った木を捨てないで! 素敵なものを作れるよ!  ずっと一緒に暮らしてきたのに、伐ったらゴミってそれでいいのか? マチモノでは、街で伐られた木をものづくりの素材として活かす活動をしています。

ハナミズキの材は超強靭  

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このところ満開のハナミズキ、どこか桃源郷を思わせる雰囲気があって、本当に美しいですね。街路樹や庭木として人気の高いのも納得のハナミズキですが、そもそもは外来種。20世紀初頭に東京市長がワシントンにソメイヨシノを贈った返礼に渡来したのがはじまりとされています。

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さてこのハナミズキ、木材としての性質はどうでしょう? 下の写真はハナミズキを柄にした玄翁とハナミズキで作ったスプーンです。

玄翁の柄になった木は増築で関わった現場で伐られたものでしたが、調べてみるとアメリカでは「串の木」と呼ばれることもあるとかで、これはきっと強いに違いないと思い、玄翁の柄にしてみたのでした。写真の玄翁の柄は漆を塗ったのでこげ茶色になっていますが、本来は隣のスプーンのような優しい肌色です。

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玄翁はもう5年以上も使っていますがまったく問題なく、とても良い使い心地です。実に強靭。靭性(粘り)が高く、ミカンなどの柑橘類の材と似た印象。ちなみに、ミカンの木も木槌に最適なもののひとつです。

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ただ、ハナミズキにしてもミカンにしても、幹が太くなるのが極めて遅いので、木材として出回ることはほぼ皆無、手に入ったらラッキーと思うべきレア材です。曲がったり節が多くて使いどころが難しいミカンに比べて、真っすぐな材が多いのもハナミズキの良いところ。

繊維が真っすぐに通った材を得やすく細くしても強いので、くびれた部分が細い繊細なスプーンや長い菜箸などを作るのにも良さそうです。もしどこかで伐られてしまっているのを見かけたら、棄てるなんてもったいないのでぜひゲットしておきましょう。
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