マチモノ(街の木ものづくりネットワーク)

伐った木を捨てないで! 素敵なものを作れるよ!  ずっと一緒に暮らしてきたのに、伐ったらゴミってそれでいいのか? マチモノでは、街で伐られた木をものづくりの素材として活かす活動をしています。

モッコクの樹皮(染料になる木)  

今週末に予定されている第一回マチモノキャンプ&ワークショップ、2日目の製材ワークショップが終わった後には、有志で草木染めも行います。

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今回、染料としてご用意したのはモッコクの樹皮。このモッコクは、昨年末に、お庭の工事で関わらせて頂いたお宅で伐った街の木です。

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伐られた瞬間は白っぽい肌色ですが、、、

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しばらくするとこの通り。染料になるというのが納得の変色ぶりです。

モッコクは材としては非常に堅く、色も面白いので材木としても工芸品などに向く良い材です。

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また今回は、以前にも使ったケヤマハンノキ(世田谷区の芦花公園産)も使います。全開は樹皮でしたが、今回は材を削った鉋屑で試してみます。この木もモッコク同様、伐ってすぐは白、しばらくすると赤くなる性質を持っています。

里山ガイドハイキング、山野草調理、薪割りたき火バーベキュー、かまどでご飯炊き、身近な道具で製材ワークショップ、そして草木染めと、盛りだくさんの1泊2日のマチモノキャンプ、どうにかお天気も良くなりそうで、本当に楽しみです。

→第一回マチモノキャンプ&ワークショップ

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category: 街の木で染色

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染色のその後  

以前2回ほどマチモノワークショップにて街の木を利用した染色を開催致しました。
その時の布を使おう、使おう、と思いつつ、なかなか作れないでいたのですが、やっとこの度、作成に至りました。
ちょこっとだけなんですけどね、紹介させてもらいます。
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左と右がケヤマハンノキ。
右が鉄媒染を施したものです。
真ん中はナンテンです。

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これがケヤマハンノキです。
この木の皮を剥くと
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赤い色が出て来るんです。

そしてナンテンの木。
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木からしてレモン色になってますよね!!

因みに裏は
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これらは明日のマチモノカフェで使用致します。
どこで出て来るか、ひっそりと楽しみにして頂けると嬉しいです♪

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染色に使える木を採集(世田谷の現場にて)  


世田谷区のとある建設現場の裏庭の様子です。近く更地にされてしまうので、事前に現場に入れて頂き、活用できる木々を採集させて頂くことになりました。ちょっと鬱蒼とした雰囲気もある緑のかたまり、この薮(やぶ)のなかには、どんな使い方ができる木があるのでしょうか?

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ちょっと分かりづらいですが、上の写真には30cm径くらいの松が1本と椎の木が2本、そしてそれよりはやや細いマテバシイの木が1本あります。これらは材木として利用します。それから右側の外灯の後ろにあるのはカクレミノ。こちらは細い木ですが、珍しいので小物用材として使ってみたいと思います。(これら材木としての木々については、また改めて記事を書かせて頂きます。)

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やぶの中の数カ所で見つかった南天(ナンテン)。赤い実が美しく「難を転ずる」に通ずる縁起の良さから観賞用に植えられることの多い常緑の小低木です。

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この木の根元の幹を切ってみると、

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驚くほど鮮やかな黄色い色が出てきます。この幹は細かく裂いて煮出すことで染料として利用できます。

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上の写真、左奥にあるのはヒサカキ(緋榊)。材はある程度太ければ良い木材として利用できますが、小物を作るのも無理な太さでした。葉のついた枝は神棚や御仏壇にお供えされますが、黒く熟す実は青色の染料となります。

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いまは実の熟す時期ではないため、残念ながら実を利用することはかないませんが、以前に枝葉を染料に使っているのをブログかなにかで見たことがありましたので、これも試してみたいと思います。青色ではなくて、淡い暖色系の色に染まっていたような気がするのですが、どうなるでしょうか。

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この現場で頂いたナンテンとヒサカキは、また別の現場で入手したクチナシの実と一緒に、今週末に予定している草木染めワークショップで使ってみる予定です。どんな色が出たのか、また報告させて頂きたいと思います。

2月8日(土):マチモノカフェ&草木染めワークショップ
(ご参加受付中。残席2名です。)


余談ですが、このところのマチモノでは、「木材として」だけではなく「染料として」という切り口が加わっているおかげで、木を活用できる可能性と楽しみが大きく増していると感じます。

木の種類を見分けることができ、その利用法が分かること。利用してみたらすごく良かったとか楽しかったとか、そういう体験をしたことがあること。たったこれだけで、私たちのものの見方は変わります。緑の有象無象は価値のない藪(やぶ)から宝が眠るフィールドへと変わります。これぞマチモノの醍醐味、ですよね!

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クチナシの実をゲット!  

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いま仕事をさせて頂いている現場にあったクチナシの木。この季節、特徴的な形の可愛らしい実がたくさんなっています。この実は、古来黄色の染料として利用されてきたものであり、繊維を染めるだけでなく、おせちの栗きんとんやたくあんなど食品用にも使われて来たことでも有名です。

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さてこのクチナシの実、ご主人様にお願いしたところ、来年のマチモノカフェ&染色ワークショップの為に使わせて頂けることになりました。毎日現場に詰めているので、完熟したものからひとつひとつ、収穫していきたいと思います。またどんな色に染まるのかとても楽しみですね。

(まだ募集は開始していませんが、来年の街の木で染める染色の会は2月8日を予定しています)

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