マチモノ(街の木を活かすものづくりの会)

伐った木を捨てないで! 素敵なものを作れるよ!  ずっと一緒に暮らしてきたのに、伐ったらゴミってそれでいいのか? マチモノでは、街で伐られた木をものづくりの素材として活かす活動をしています。

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マチモノカフェのニューフェイス*どんぐりクッキーつくり  

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先日のマチモノカフェにていつも好評いただいているマーマレードクッキーと一緒にさりげなく(とか言いつつお客さまにはバンバンアピールしまくってました・笑)どんぐりクッキーを並べてみました。

そもそもの始まりは打ち合わせでの何気ない会話からだったのですが、それからふと公園にぶらりと足を運んでみたらあるじゃないですかっ!!どんぐりがっ!!

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まだ落ちたばかりで誰にも踏みつぶされていないような綺麗などんぐりがごろごろ!!これは拾わねば!!と必死になって収穫しました。

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どんぐり、と一言で言っても実はたくさんの種類があり、よくよく調べると食べられるどんぐり、とてもじゃないけど食べられないどんぐりがあるのです。詳しい事はマチモノHP活動報告&ノウハウいろいろ…の「どんぐりを探そう!」をご参照ください。

http://machimono.web.fc2.com/activity/activity.html

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今回は食べられるどんぐりのうち、マテバシイを使うことに。洗った後、殻割りします。(灰汁抜きの仕方も色々あります。あくまでも参考程度にしていただけるとありがたいです)

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ラジオペンチでヒビを入れ、爪で殻を剥がします。この作業、かなり見くびってました。作業しながら「ちょっと拾い過ぎちゃったね…」なんてネガティブな会話も飛び交ったりしましたが、結局食事以外でずっと手を止める事はありませんでした。

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「(ざるの)底が見えたよ〜!!!」テンション上がりました。さらに黙々と作業は進み…

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最後の一個!!!!ここまでで6時間。指にマメが出来ました。爪もボロボロになりました。「美味しいクッキー作るぞぉ」ただただその気力で乗り切りました。

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ここから灰汁抜きです。何回か水を取り替えながら、一晩漬け込みました。本来マテバシイは他のどんぐりに比べてクセのないどんぐりなのですが、今回カフェで皆様に提供するのが目的だったので入念に作業を進めました。

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重曹を入れたお湯で煮込み、灰汁を取りました。こうして見ると真っ黒ですが、実際は赤茶色でした。ここから「!!染色も行ける??」になりましたが、それはまた後ほど、、、(どんぐりストーリーもまだまだ続くのです^m^)

こうして灰汁抜きしたどんぐりを刻み、クッキー生地に練り入れて焼きました。

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粗熱も取れて、ワクワクしながら試食です!!……うん、美味し………ガリッ!!!

どんぐりがまるで石に変化したような堅さになってるのです!! 歯が欠けちゃいそうな勢いです。これは大失敗。私達の6時間強………そんな事を考えると涙すらこぼれて来ちゃいそうなので、考えないようにしました。(笑)

マテバシイのどんぐりは時間の経過、そして熱を加えると硬くなるという事を学びました。

一晩明けたら思いのほか引きずってなかったので、懲りずにリベンジです!(要因も判明していたので)

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今度はある程度粗く刻んだ後、ミルで粉砕し、さらに粉ふるいでふるってクッキー生地に練り込みました。

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そうして完成したどんぐりクッキーだったのです!苦労の甲斐あってたくさんの方に召し上がっていただくことができました。ありがとうございました。

このどんぐりクッキーもマーマレードクッキーと並んでマチモノカフェの定番メニューになりそうです♪ 次回のマチモノカフェは今のところ未定ですが、次回もまた作りますので、機会ありましたら是非とも味わってもらえたら嬉しいです。


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マチモノ木工ワークショップ*製材からのストーリー  

今回のワークショップでは、スプーンや器作りに使う木材そのものから自分で作った方もいらっしゃいました。四角い「木材」からではなく丸い「丸太」から自分で手がけ、今回ようやくスプーンやお皿などの作品になるわけです。

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丸太から自分の力で材を得ることにトライした「製材ワークショップ」についてはこちらのブログ記事をご覧下さい。

http://machimono2013.blog.fc2.com/blog-entry-57.html

また、HPでも、「自分で製材してみよう〜木から木材へ〜」と題して、ちょっとした丸太を手に入れたときに自分でなんとか木材にする方法をまとめておりますので、ご覧頂ければと思います。

http://machimono.web.fc2.com/activity/activity.html

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製材ワークショップで得られた木材たち。ここから自然乾燥の行程を経て準備ができた木材たちが、今回使われる木々たちです。(製材してからここに来るまで、乾燥その他の様子については、「製材した木を乾かそう」ということでHPで紹介させて頂いています)

http://machimono.web.fc2.com/activity/activity.html

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いよいよスプーンに、なのですが、スプーンにすべくバンドソーで切ってみたら…

なんと木のフシが出て来たのです。こうした事もカットしてみなくてはわからない事。スプーンの細い部分にこうした節があるのは強度上よい事ではないのですが、苦労して得た大事な木材、今回は節をデザインに取り込んだスプーンを作ることにしました。

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こんなイメージです。節があって細くできないのを逆手に取って、持ちやすい形に活かしたスプーンです。

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堅くて製材が大変だったサザンカの木。スプーンの形になってきました。

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本当に素敵なスプーンが完成しました!!

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こちらは世田谷産柿の木。今回完成したのはスパチュラですが、まだまだスプーン等、ストーリーは続くのです。また完成がとても楽しみですね!

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最後に紹介させてもらうのはM様とS様が手掛ける山桜。この大きな木から伐って伐って…

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これを半分こして、S様はマグカップ、M様もカフェオレボウルを作成すべく、前回のマチモノワークショップでは中をノミで彫る作業で終わりました。

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時間を見ては家でも作業を進めてくれていたようで、だいぶ艶やかな木肌になっていました。M様も手にマメを作って頑張ってます!

そうして彫り作業も終え、やすりがけして、中の部分を終えました!これからは外側の作業ですが、ひとまずはお疲れさまでした!!これから完成に至るまでのストーリーも楽しみで仕方ありません。

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マチモノカフェ&木工ワークショップありがとうございました!  


お天気に恵まれた三連休の最終日、マチモノカフェ&木工ワークショップ開催いたしました。ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。ゆっくりと噛み締めながら充実した一日を振り返りたいと思います。お茶でも飲みながらお付き合いくださると嬉しいです♪

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今回のワークショップは前回からの続き、さらには7月に行われた製材ワークショップからの続き、という方が多かったのですが、製材からのストーリーはまた改めて次回お話させていただきます。

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こちらは柿の木で手掛けるオーバルのお皿。前回(8月のマチモノワークショップ)はお皿上部の彫り作業で時間となってしまいました。

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今回は後ろの部分をカンナで形どって整えて行く作業でした。

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頑張った甲斐があり、晴れて完成となりました! オイルを付けるとまた違う顔を見せるのがたまりません。

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T様とS様は山桜での製作。T様は久しぶりの木工作業でしたが、ブランクを感じさせない仕上がりでした。そしてS様も初めてとは思えないクォリティのスプーンを手掛けてました。

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美しい山桜のスパチュラとスプーンができました。

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今回の嬉しいサプライズゲスト、小平から空師のKさまとTさまが訪ねて来て下さいました。空師とは高い木に登って枝おろしや伐採をする職人さんです。空師として日々のお仕事をされているだけでなく、馬で木を搬出する「馬搬」にも取り組んでおられるとのことで、興味深いお話を色々と聴かせて頂くことができました。

街の木を空師さんが手入れして、馬が搬出をお手伝い。森のような公園がたくさんある都内で、そんな光景が見られるようになったら素敵ですよね。マチモノ×空師×馬搬、実現できるよう取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

すっかりワークショップに夢中となってしまいました。カフェのランチです♪

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マチモノカフェでの定番でもあるキッシュ。きのことチキンのキッシュプレートです。程よい酸味が美味しいにんじんサラダと、奥でちょっと見えなくなってますが、バゲットにタラモサラダが乗っています♪そしてトマトの冷製スープでした。

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皆さまの美味しいひととき♡

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そして今回のデザートは…

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いちじくとクルミのタルトです。ランチ食べてデザート食べると夜ご飯も要らなーい!!というくらいのボリュームでしたが、気付けばしっかり夜ご飯も食べました(笑)

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秘かに今回の名脇役はマテバシイの木のどんぐりクッキーでした。このエピソードも話すと長いので(スミマセン)また後ほど改めて。そうそう、狛犬好きの1歳のかわいい男の子、どんぐりとマーマレードのクッキー、食べて頂けたかな♪♪

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ワークショップにご参加くださった皆さま、カフェにお立ち寄りくださった皆さま、空師さん、ご住職様、本当にありがとうございました。様々な出会いと再会がとても嬉しかったです。皆の温かい、柔らかい空気に包まれて、心地良い時間を過ごさせて頂きました。

皆さまに支えられているのをしみじみと実感しました。これからも一緒にものづくりを共有出来たら、と思っています。

次回は未定ですが、また決まり次第、サイト、Facebook、Twitterでお知らせしますので、何卒よろしくお願いいたします。


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庭のクルミ(ヒッコリー?)で式台を  

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娘さんが小さい頃に苗を植えて以来、毎年クルミの実を収穫して楽しんでいたという思い出の木でしたが、近隣への落ち葉や実の落下が問題となり、やむを得ず伐採されることになったのですが、この木を活かしたいということで玄関の式台に生まれ変わらせることになりました。

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〈長短あわせて3本、径は最大25cm〉

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〈製材のための基準面出し〉

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〈製材のための基準面出し〉

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〈帯鋸による製材〉

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クルミの木ということでお預かりしましたが、なにグルミなのでしょう? 食用になる日本のクルミといえばオニグルミですが、オニグルミはレンガ色の材色ですがこの木は真っ白です。材が白いといえばサワグルミですが、サワグルミは軽軟なのに対してこの木は堅く重厚、またサワグルミの実は食用になりません。

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断言はできませんがヒッコリー(クルミ科)かも知れません。ヒッコリーは欧米の木こりが使う斧の柄になる強靭な材で、実も食べられます。材の性質や色も似ています。 やっぱり街には様々な木があって面白いですね。ヒッコリーは薫製チップにも良いようなので、端材を使ってこれも試してみたいと思っています。
 
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〈桟を挟んで雨のかからない風通しの良いところで自然乾燥〉

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〈乾燥後数ヶ月、チェックしたところまだ含水率が高かったため、更に2ヶ月乾燥〉

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乾燥終了後、加工に入る。乾燥が終わった材を手に取ると、やはり国産のクルミよりずいぶん重く、堅い感じで、ヒッコリー説が裏付けられるように思われました。それにしても、乾燥にともなうねじれが大きい。短い材も大きくねじれて左上が浮き上がっている。小径木は狂いやすいので真っ直ぐな材を得るのは大変です。 

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〈4面四角になるようにカンナ掛けをして、はぎ合わせ。大きな板にする〉

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〈はぎ合わせた板を更にカンナ掛け〉

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〈出来上がった板にホゾを作ったりミゾを掘ったりして組上げて接着、完成。節の穴は樹脂で埋めてなめらかに〉

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〈天板の裏側に入った樹皮と補強材をチャームポイントに。板をつなぐ赤みのある補強の材は世田谷で伐られたの桜の木〉

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〈限られた材で希望の寸法を得るために、裏側には一部皮まで入りました〉

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伐られた木を回収してから約1年、庭で伐られた思い出の木が玄関の式台に生まれ変わって、これからもご家族と一緒に時を重ねていくことになりました。
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