マチモノ(街の木ものづくりネットワーク)

伐った木を捨てないで! 素敵なものを作れるよ!  ずっと一緒に暮らしてきたのに、伐ったらゴミってそれでいいのか? マチモノでは、街で伐られた木をものづくりの素材として活かす活動をしています。

街の木との出会い〜カヤの木のものがたり・1  

こんにちは。街の木を活かすものづくりの会のヨコヤマです。色んな木に触れる事で木の勉強をしています。

前にケヤキについて振り返った時、今までの木を振り返りたくなりました。そうした時に思いついたのが、6月、世田谷の公園にて回収したカヤの木でした。これは遡ること2014年の秋からカヤの木と繋がっていたのです。

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そして拾った実を早速活用しました。

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因みにカヤの実の効能は肌荒れ、便秘、肩こり、などなど、やはり自然を摂り入れるのはいい事だらけのようです。

詳しい栄養成分はリンクを貼っておきます→http://foodpocket.jp/shokuzai/shujitsu/kayanomi/

この時はカヤの木、というより実に夢中になっていたのですが、この木のそばに落雷の影響で倒木していたカヤの木を回収出来る事になるとはこの時は思ってもいませんでした。

この時の事はマチモノのHPでもお話しています。
http://machimono.web.fc2.com/activity/kayanomi/kayanomi.html

こうして振り返ると繋がっている事にドキドキしてしまいます。また機会を見て、カヤの木、次は樹木について触れて行きたいと思っています。よろしくお願い致します。

街の木を活かすものづくりの会
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category: 街の木の実

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近所の解体現場にて丸太の回収  

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隣の家が取り壊しになって庭木を回収したのが先週、今度は家の前の通りを200mほど行ったところの空き家が取り壊し。伐採は明後日だと聞いていたのですが、今日ふと見に行ってみると伐採も積込みも既に終了、めぼしい丸太は荷台の一番下という状態。

なかなか良さそうなミズキと立派な柿の木、ぶっとい梅があったのに、、、諦めきれません。

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出発は夕方だということで作業の許可をいただきまして、格闘開始!

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トビという道具を使って引き摺り出す作戦ですが、もう既に諦めたい感じ。重いし引っかかるし、そう簡単には出てこないのです。

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これがトビ。丸太をひっかけて引っ張ったり転がしたりする道具です。高山の友人の家の屋根裏から出てきた古いものです。

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手前を片付けて一番奥から出てきた柿の木。太い!立派!

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助っ人登場! 一番左の列の丸太は全部掻き出したので、今度は中央部から一番左にずらして引き出します。

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トビがすっぽ抜けて何度か後ろにすっ飛んだのはいい思い出です。

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ミズキ救出! ファイト一発!

これでだいたい150キロちょいの重量です。

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たまたま車がなかったので運搬も人力。台車欲しい!

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現場に落ちていたプラスチックのバットで抵抗を少なくして、トビで引く。こんな小さめのでも体力はかなり限界。150kgのは途中で何度も休みつつどうにか。

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過積載。

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現場とガレージを何度か往復。精も魂も尽き果てた頃、なんとか全ての丸太がガレージに収まりました。

それにしても使い切るっていいものですね。全員体力を使い果たして瀕死にはなったけど、不思議ととても楽しい一日になりました。

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category: 工事で伐られた樹を活かす

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街の木に触れる〜ケヤキのものがたり・3〜  

流れで始まったケヤキシリーズ、これまで樹木としてのケヤキを見て来ましたが、今回は「木材」としてケヤキを見つめてみました。

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木材としてのケヤキは強度があり腐りにくく、大変優れた性質を持っています。金色〜赤みがかった勇壮な木目も美しく、建築、家具や雑貨、漆器の木地など幅広い用途において良材と言われる、国産広葉樹随一の銘木です。蓄積量も広葉樹としてはある方で、ヒノキの良材の入手が難しくなった中世以降には、とりわけ寺社建築をはじめとした重要な建築物に用いられ、日本の木造文化のなかで重要な役割を果たして来ました。(ユグチ談)

実際削ってみると、どんどんきれいな木目が見えて来てそれはホレボレしてしまうほどでした。そんなケヤキは何を作るのに適しているか、しばらく考え込みました。

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広葉樹には道管(木の中にある水の通り道)があり、その配列は概ね3種類(環孔材・散孔材・放射孔材)に分かれています。このことは、材の割列性(割れやすかったり割れにくかったり)に関係していたり、表面を仕上げた際の滑らかさや木目の具合、あるいはまた、水分を透しやすかったり透しにくかったりといったことにも関係しています。

例えば、ケヤキは水に強いと言われますが、道管の穴が大きいため、腐らなかったとしてもその大きな穴が水分を抱えやすく、黒ずみやカビの原因になってしまいます。そのため、例えば漆塗りの漆器などでは、あらかじめ目止めをして道管の孔を塞いだ上で漆を塗るのが一般的になっています。(ユグチ談)

こうした観点からも、その材がどういった用途に向いているのかを考える手がかりになるという事を今回知りました。

因みに針葉樹には道管はなく単純な構造になっています。広葉樹、深いですね☆

今回ケヤキの香りをぼんやりと記載してますが、今後、色んな樹種の香りを楽しんで、それぞれ香りの違いも表現して行けたらと思っています♪

次回からはカヤの木のストーリーを描いて行く予定です。どうぞよろしくお願い致します。

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