マチモノ(街の木ものづくりネットワーク)

伐った木を捨てないで! 素敵なものを作れるよ!  ずっと一緒に暮らしてきたのに、伐ったらゴミってそれでいいのか? マチモノでは、街で伐られた木をものづくりの素材として活かす活動をしています。

【展示品チラ見せご紹介】  

【展示品チラ見せご紹介】

*木の傷みや木材の欠点についての展示
 
「節がある木や欠点がある材だって良いよね、私は好きだよ」という方は、意外なほど多いのではないかと思います。節や欠点のある木材は、言い換えれば「個性のある木材」です。製品や作品としてうまく活かされればかけがえのない魅力にもなります。

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ただ、話がそう簡単でないのは、節や欠点は単なる表面上の模様ではないということです。木材は立体的な構造を持っていて、木材の個性は強度はもちろん、使える用途の限定要因となり、加工の困難や生産性の悪化にもつながります(すなわちコスト高になるということです)。

超絶欠点が多く個性的な街の木が木材にされないことはもとより、我が国の山の木(広葉樹)が外国材に比べて圧倒的に使われていないのも、価格の問題よりもむしろ、欠点が少ない外国材に比べて、個性的で均質なものが揃わない国産材ははるかに使いにくいからなのです。

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私たちはこれまでにたくさんの木々の終わりに立ち会い、伐られた木を製材という形で解体し、その中身を見て参りました。木を製材して開くということは、その木がこれまでに生きてきた歴史が開放され、私たちの眼前に現れるということです。

街の木の傷んでいること、欠点のあることがなんと多いことなのか。その傷みや欠点はなぜ生じたのか。中身を見ることによって、街の木の現状が見えてきます。その上でまた、そうした個性的な木々でものをつくるとはどういうことなのか。

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投稿させていただいた写真は、木材の欠点や傷みのサンプルを絵画のような形にして見ていただこうと考え、製作中のものたちです。このようにしてみると、普段はがっかりな腐った木々までが美しく見えてきてしまうから不思議です。ご来場いただいた方々には、木についての理解を深める一助としていただくと同時に、自然の造形の素晴らしさをもお楽しみいただければと思います。

【都市森林プロジェクト・街の伐採木50種を活かしたものづくり】
7月20日(水)〜7月24日(日)午前10:00〜18:00
世田谷美術館・区民ギャラリーにて
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