マチモノ(街の木ものづくりネットワーク)

伐った木を捨てないで! 素敵なものを作れるよ!  ずっと一緒に暮らしてきたのに、伐ったらゴミってそれでいいのか? マチモノでは、街で伐られた木をものづくりの素材として活かす活動をしています。

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染色に使える木を採集(世田谷の現場にて)  


世田谷区のとある建設現場の裏庭の様子です。近く更地にされてしまうので、事前に現場に入れて頂き、活用できる木々を採集させて頂くことになりました。ちょっと鬱蒼とした雰囲気もある緑のかたまり、この薮(やぶ)のなかには、どんな使い方ができる木があるのでしょうか?

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ちょっと分かりづらいですが、上の写真には30cm径くらいの松が1本と椎の木が2本、そしてそれよりはやや細いマテバシイの木が1本あります。これらは材木として利用します。それから右側の外灯の後ろにあるのはカクレミノ。こちらは細い木ですが、珍しいので小物用材として使ってみたいと思います。(これら材木としての木々については、また改めて記事を書かせて頂きます。)

sakurasin0202.jpg

やぶの中の数カ所で見つかった南天(ナンテン)。赤い実が美しく「難を転ずる」に通ずる縁起の良さから観賞用に植えられることの多い常緑の小低木です。

sakurasin0205.jpg

この木の根元の幹を切ってみると、

sakurasin0204.jpg

驚くほど鮮やかな黄色い色が出てきます。この幹は細かく裂いて煮出すことで染料として利用できます。

sakurasin0203.jpg

上の写真、左奥にあるのはヒサカキ(緋榊)。材はある程度太ければ良い木材として利用できますが、小物を作るのも無理な太さでした。葉のついた枝は神棚や御仏壇にお供えされますが、黒く熟す実は青色の染料となります。

sakurasin0206.jpg

いまは実の熟す時期ではないため、残念ながら実を利用することはかないませんが、以前に枝葉を染料に使っているのをブログかなにかで見たことがありましたので、これも試してみたいと思います。青色ではなくて、淡い暖色系の色に染まっていたような気がするのですが、どうなるでしょうか。

sakurasin0207.jpg

この現場で頂いたナンテンとヒサカキは、また別の現場で入手したクチナシの実と一緒に、今週末に予定している草木染めワークショップで使ってみる予定です。どんな色が出たのか、また報告させて頂きたいと思います。

2月8日(土):マチモノカフェ&草木染めワークショップ
(ご参加受付中。残席2名です。)


余談ですが、このところのマチモノでは、「木材として」だけではなく「染料として」という切り口が加わっているおかげで、木を活用できる可能性と楽しみが大きく増していると感じます。

木の種類を見分けることができ、その利用法が分かること。利用してみたらすごく良かったとか楽しかったとか、そういう体験をしたことがあること。たったこれだけで、私たちのものの見方は変わります。緑の有象無象は価値のない藪(やぶ)から宝が眠るフィールドへと変わります。これぞマチモノの醍醐味、ですよね!

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