マチモノ(街の木ものづくりネットワーク)

伐った木を捨てないで! 素敵なものを作れるよ!  ずっと一緒に暮らしてきたのに、伐ったらゴミってそれでいいのか? マチモノでは、街で伐られた木をものづくりの素材として活かす活動をしています。

『樹木カルテをみんなでつくろう!』マチモノ広場PJT #02  

イベント動画(ちょうふネットテレビ)
https://www.youtube.com/watch?v=g_gm-lf4AA0&index=10&list=FL9FqPC9vniGhUCH0nWJLq3g&t=30s


街の開発、とりわけ大きな工事に際しては、たくさんの木が伐られることがよくあります。調布駅前の広場でも、いまたくさんの木々が伐られようとしています。

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広場の樹々を伐ることに賛成なのか反対なのか、またケースバイケースだと見ているのか、そうしたスタンスはみんなバラバラ。それが現実。しかしその上で、違いを問題にして対立するのではなく、一緒に取り組めることはなにかと考え、一緒に取り組めることからやってみよう。そうした思いから始まったプロジェクトでした。

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2回目となる今回のイベントでは、自分たちが問題としている対象、すなわち樹木について、徹底的に調べて「樹木カルテ」を作る作業に取り組みました。護るにしても伐るにしても、伐られた後でまた植えるにしても、問題にしている樹そのものをよく見て研究すること、その結果得られた知見は事の顛末がどうなろうと、必ず役に立つはずです。

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集めに集めた50冊ほどの書籍資料にネットも駆使、時間が限られているので駆け足ですが、ときどき専門用語や樹を見る色々な切り口などのレクチャーも交えつつ。

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途中、会議室から広場に出て、現場にある樹の一本一本に向い合って観察、解説も。

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アオギリの老木、アオギリの細くてまっすぐなイメージからはかけ離れた姿、樹皮ももはや青くない古木。この木に限ったことではありませんが、土のスペースが本当に窮屈です。根元には空が。

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また戻ってカルテの内容を充実させます。本はもちろんスマホもPCも。

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それぞれの樹種の木材の肌触りや香りに触れる。草木染の見本に触れる。

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絵も描きます。

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共に取り組むことでより楽しくより勢いよく、あっという間に過ぎてしまった3時間半。本当に集中した時間を皆で共有することができたと思います。ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!

次回は今回製作したカルテをより深めつつ、今度は「樹木カレンダー」にフォーカスを当てて作業を進めていきたいと思います。

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Staff:長谷川美歩(調布FM「東京オアシス」パーソナリティ)、曽根かな子(もえぎ家 http://moegi-ya.com/)、横山恵、湧口善之
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樹木カルテをみんなで作ろう!(マチモノ広場プロジェクト #02 @調布駅南口広場)  

調布駅前広場の樹木伐採計画に端を発してはじまった企画の第2弾。
( 前回の様子:http://machimono2013.blog.fc2.com/blog-entry-126.html )

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日 時:12月11日(日曜日)13:00〜16:30(途中退室可)
場 所:調布市文化会館たづくり会議室 601
参加費:300円(会議室代、当日使用する資材代として)
申 込:こちらのイベントページに参加表明もしくはメールにて
    machimono@outlook.com
    お子様もOK はじめての方でもお気軽に!
    前回も半数ははじめての方でした
    募集は会場広さの都合上、定員に達し次第〆切ます
監 修:湧口善之(街の木を活かすものづくりの会代表)

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今回は、私たちの街で伐られようとしている木々について、あるいはまた保存されようとしている木々について、「樹木カルテ」を作ります。

自分たちが守ろうとしているその樹木は、そもそもどんなものなのか? いつどんな花をつけ、どんな葉を茂らせ、どんな実をつけるのか? 自分たちが伐ろうとしているその樹木は、どんな鳥を呼び、どんな虫を育んできたものなのか? 止むを得ず伐られざるを得ない木々から、挿し木や取り木はできるのか? 移植や保存をしようとする木々は、どんな環境を好み、なにを嫌うのか? 50年後にはどんな姿になるのか? 大木になるとどんな危険があり、どんな注意が必要なのか? そして伐った後の木材は、枝葉は、樹皮は、どう利用できるのか?(染料、食料、材料、燃料など) 

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広場の木々について、今後の計画がどうなるにせよ必ず役に立つ資料、私たちの街の暮らしを木をきっかけに楽しくする基本となる資料、「樹木のカルテ」。ぜひ多くの皆様と一緒に取り組めればと思います。

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【これまでの経緯】
現在、調布駅前広場では大木を含む数十本の木々が伐採される計画で、その工事が進められている最中です。伐採への反対運動が盛り上がったことで、樹木伐採に関しては一時停止中、数本の木々の保存(移植)が検討されている状況です。

マチモノはこうした事案に際して、賛成か反対か、保存か伐採か、といった立場のどちらかをとることはありません。私たちの取組みは、こうした事案に際して陥りがちな二項対立を乗り越えようというものです。

そのためには、色々な立場や経験、考えを持つ人と席を同じくし、胸襟を開いて話すこと(マチモノ広場プロジェクト #01 駅前広場の樹木伐採、再開発について皆で話そう夜会 )。そしてその上で、自分たちが問題にしているその対象(今回は樹木)についてよく見ること、知ること、学ぶこと、考えること(マチモノ広場プロジェクト #02 「樹木カルテ」をみんなで作ろう!)が大切だと考えます。

マチモノでは、駅前広場が今日のような状況になる以前から、関係者に対して、樹木の保存・移植・伐採予定の木々の命をつなぐ苗作り・伐採後の木材等の活用など、この計画についての助言や提案をして参りました。今回作られる「樹木カルテ」も、今後の計画がどうなるにせよ、必ず役に立つ資料になるはずなので、関係者に配布する予定です。

(マチモノ広場プロジェクト#3 は『「樹木活用カレンダー」を作ろう』を予定しております)

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駅前広場の樹木伐採、再開発について皆で話そう夜会(マチモノ広場プロジェクト #01 @調布駅南口広場)  

たくさんの木が伐られることで反対運動が起こっている京王線調布駅前広場の再開発。街の木で作った大きな施設、cafe aonaが面している広場でもあり、マチモノにも関係が深いこの広場、地元の方から意見を聴きたいと相談していただいたことをきっかけに、なにができるか考えてみようということになりました。

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私たちとしては、まずは様々な意見や立場、感性や経験、想いを持つ人々が集まって、特定の立場に偏ることなく、忌憚なく話せる場を設けられないかと考えました。

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市役所の担当の方々がいらしてくださり、実際の現場と木々を見ながら、計画やお考えを聞かせてくださいました。質疑応答も。

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そのあと、場所を移して食事をしながら、広場や木々について思いつく限りのことを話し合いました。話の中や、先の広場の視察のなかで気になったことや思いついたことをどんどん書き出していきました。

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この広場については既に何年も前から、関係者が計画を積み上げて来たことです。具体的に今すぐ調布駅前を自分たちの手で変えることは難しくても、こうしたことに関心のある人が顔見知りになっておくことは無駄ではないはずです。次に繋がるかもしれませんし、調布駅の広場を少しでもよくすることに繋がるかもしれません。

突然のお声掛けだったにも関わらず足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
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公園の看板を街の木でみんなで作ろう  

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今年、世田谷区にて、地域の方々に農と自然に触れてもらおう!というコンセプトのもと、喜多見農業公園がオープンしました。そこで、公園の案内板や植えられた野菜や樹木の看板を街の木で作ろう! という企画が持ち上がり、ワークショップ形式で、地域の皆様にも作業に参加していただいて作ることになりました。

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今回案内看板に使うのはケヤキの枝、そして板にはヒノキとクロマツ。いずれも近くで伐採された木です。

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支柱作り。自然の枝から比較的まっすぐな部分をのこぎりで切り出して、看板の板を取り付けられるよう、カンナを使って一部分に平らな面を作ります。

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お母さんと協力しながらカンナがけ。

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看板の文字が描かれる部分の板をカット。長い板には節や皮の曲線が残った部分などもあり、どこからどう板を切り出すか、木目や板の個性を見て、そしてまた大事な材料をできるだけ無駄なく使えるよう、考えながら切り出します。

切り出した板の角は、カンナとサンドペーパーで面取りして丸めます。

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これらの板も、そもそもは地域で伐られた木、写真のような丸太でした。丸太からチェーンソーである程度切り出して、それをどうやって平らで真っ直ぐなつるつるした板になるのか、様々な電動工具のレクチャーを実演しながら行いました。実演でできた板も、次回、10月16日のWSにて使われます。

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看板の作業以外にも、この日は堆肥置き場も街の木で作りました。支柱となる樹種はヒバ。ヒバは腐りにくいことで有名です。私たちが暮らす街には、本当に多種多様な樹種があるものです。これを、樹皮剥きの道具を使って皮を剥きました。

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チェーンソーの実演。支柱には一部に平らな部分を作り、板を受け止めるアゴを付けるのでチェーンソーを使用してその加工を行います。

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堆肥置き場の作業が進む傍、看板もどんどん完成。綺麗に仕上がった板にはんこを捺して、ビスで支柱に取り付けます。

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さっそく設置!

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少し涼しくなってきたとはいえ、まだまだ暑い時期、皆で汗をかきながら楽しんだ一日でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。喜多見農業公園の皆様、ありがとうございました。

今回に続き、次回の作業は10月16日(日曜日)。今回同様の看板と、自転車置き場の少し大きめの看板、そしてうんと大きい公園全体の案内看板を作ります。ご家族でのご参加はもちろん、お一人でのご参加もご遠慮なく! ぜひたくさんの方々にいらしていただければと思います。

→喜多見農業公園HP

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街の木のかけらを使った子供向け木工ワークショップ  


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世田谷区粕谷の『凸凹Kidsすぺいす♪』さんにお邪魔し、街の木のかけらを使った子供向け木工ワークショップを開催しました。

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子供たちは本当に自由!枠にとらわれない感性!見ていてとても刺激的! 

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今回も完成見本などを参考にする事なく、思い思いの作品が出来上がりました!

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細くて長い木を持って来て「これで箱を作りたい!」 
とても先行き不安なものを感じましたが(笑)気付けば猫ちゃんの小屋が出来ていました!

「ブランコや滑り台のある公園が作りたい」という子も最初は木の輪切りで顔を作っていたので、『あ、路線変更したのかな?』と思いきや、気付けば自分で階段やベンチ、滑り台、公園の木などを製作、しっかり構想が練られていました。
「こんなに大きいの作っちゃった!!」と自分の作品を眺めて嬉しそうに驚いていたり。

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工作は苦手、という子も木に絵を描いたり、色を塗ったり、その子、その子の感性が出ていました。

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今日は本当にありがとうございました。また機会があれば子供たちに会いに行きたいです。
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